1msの通信が実現可能、MRPにも既に対応済みです。コンフォーマンステスト(2.3対応)も100%クリアし1番厳しいNetloadテストもクリアしております。
PROFINET IO Device Stack
PROFINETのRTに対応したスタックをご提供致します。
1msの通信が実現可能、MRPにも既に対応済みです。
コンフォーマンステスト(2.3対応)も100%クリアし1番厳しいNetloadテストもクリアしております。
購入者は作成するシステムに合わせて、入出力データ変更するだけ。
購入者がスタックを修正することは一切ございませんので、後はアプリケーションの作成に時間をかけてください。
1.提供ファイル
弊社から提供する本スタックのフォルダ構成は以下になります。
1)devicedescription
本スタックのサンプル用に作成したGSDMLファイルが含まれております。
必要に応じて、このGSDMLファイルを修正することにより、
ユーザ独自のシステムを簡単に構築できます。
2)documentation
本スタックの取り扱い説明書及びSDAIのマニュアルが含まれております。
3)sample
次の章で解説します。
4)readme.txt
起動時のパラメータ修正方法等が記載されております。
5)リリースノート.txt
本スタックのリリースノートになります。
2.サンプルの起動
サンプルの起動は至って簡単です。
以下のフォルダにあるファイルをダブルクリックしてIARの開発環境を立ち上げてください。
sample\sdai\appl_rin32m3\IAR\demo_profinet.eww
上記を起動すると以下の場面が立ち上がります。
修正のポイントは4つ、「demo_platform.h」を開いていただき、以下を必要に応じて修正してください。
①デバイス関連
「RENESAS_VENDORID」はルネサスが所有しているPROFINETのベンダーIDを利用しております。
ユーザ側で既にベンダーIDをお持ちの場合はここを修正してください。
合わせてGSDMLファイルの該当箇所の修正も必要になります。
お持ちでない場合はこのIDをそのままお使いください。
「RENESAS_DEVICEID」はユーザが独自に設定できます。
先ずはこのIDをそのままお使いください。
「DEMO_DEVICE_NAME」はマスタ側の設定と合わせてください。
②デモプロダクト関連
これら値も製品化時に修正が必要になります。
先ずはこのままお使いください。
修正した場合はGSDMLファイルの変更も必要になります。
③MACアドレス
このMACアドレスはルネサスが所要しているMACアドレスを利用しております。
ユーザ側で既にMACアドレスを取得済みの場合はここを修正してください。
④IPアドレス
ユーザ側の環境に合わせて修正してください。
修正が終了しましたら、上記青枠のボタンをクリックして評価ボードにスタックをダウンロードしてください。
シリアルを接続している場合、以下の様な画面が出力されます。マスタ側と
3.IO構成の設定
本スタックのIO構成とマスタのIO構成を以下の様に設定します。
マスタはシーメンスのSimaticを例とします。
R-IN32M3のLED及びスイッチを利用する場合は以下の様にSimaticで修正します。
4.アプリケーション作成
本スタックのアプリケーションはdemo.c内のdemo_update_input_data又は
demo_update_output_data関数内を修正することで、アプリケーションの作成の作成が可能です。(詳細記述準備中)
5.最後に
本スタックは、上記の様に簡単な修正でアプリケーションの開発が可能です。
繰り返しになりますが、ユーザは面倒なスタック部分の開発は一切不要ですので、
アプリケーションの作成のみに注力する事ができます。
これによりタイムリーに市場に製品の供給が可能になります。
更に詳しい情報は以下の取扱説明書をダウンロードしてください。
・Sherpa-R-IN32_Profinet_device_kit_JPN_R01_06.pdf(日本語版)
・Sherpa-R-IN32_Profinet_device_kit_ENG_R01_06.pdf(英語版)