産業用Ethernetと言えば、PROFINET、Ehternet/IP、Modbus TCP、EtherCAT、CC-Link IEが有名。この中でも世界で使われているのは以下の順になります。
・PROFINET 30 %
・Ethernet/IP 30%
・Modbus TCP 17%
・Powerlink 9%
・EtherCAT 7%
・Other 7%
※参考URLはこちら。
残念ながらCC-Link IEは日本でのみ有名で、世界的には「その他」の範疇になります。
もし、これらスタックに対応しようとした製品を市場に投入する場合、スタックを移植し、その上でアプリケーションを作成します。これらスタックの中で一番難しく複雑なのはPROFINETだと思う。
EtherCAT、CC-Link IE、Powerlinkはスタックの重要な部分を専用ハードウェアで処理します。その他のスタックは全てソフトウェアで実現されてますが、Ehternet/IP、Modbus TCPはEthernetのTCP/IPスタックをベースに、その殆どを上位プロトコルとして実装されてます。
PROFINETも全てソフトウエアで実現されてますが、TCP/IPtスタックとは別に独自プロトコルスタックも多く実装しなければなりません。
また、コンフォーマンステストも大変。これはおいおいと記載します。